【週間TOP5】群馬県乗り放題+レンタカーの旅 地震で東北新幹線の大部分が当面不通に

先週「[WTM]鉄道・旅行ニュース」で最も読まれた記事をおさらい。2022年3月21日版の週間アクセスTOP5をカウントダウンします。

上信電鉄700形電車(オフィスティーケー/写真AC)
上信電鉄700形電車(オフィスティーケー/写真AC)

5位: 初の通年発売「京急全線1日フリーパス」など5種 PASMOで買って使えるおトクなきっぷ

京浜急行電鉄(京急)は、交通系ICカード「PASMO」に搭載するタイプのおトクなきっぷを新たに5種類、2022年3月12日(土)から通年発売します。

京急線全線が乗り放題の「京急全線1日フリーパス」は京急として初めて通年で発売されます。そのほかにも、京急線と京急バス全路線のフリーパス、都心の地下鉄や横浜みなとみらい地区へのお出かけに便利なきっぷがラインナップされています。

初の通年発売「京急全線1日フリーパス」など5種 PASMOで買って使えるおトクなきっぷ

4位: 東北新幹線の那須塩原〜盛岡間は当分の間不通 福島沖地震で被災多数 在来線に臨時列車

JR東日本は、2022年3月16日(水)に発生した福島県沖を震源とする地震の影響により、東北新幹線の一部区間で当分の間運転を見合わせます。

最大震度6強の地震により、東北新幹線は下り「やまびこ223号」が福島駅〜白石蔵王駅間で脱線しました。那須塩原駅〜盛岡駅間も運転見合わせは当分の間継続する見込みで、在来線では臨時列車の運転などで迂回利用に対応します。

東北新幹線の那須塩原〜盛岡間は当分の間不通 福島沖地震で被災多数 在来線に臨時列車

3位: 定期券ユーザーだけ! 城崎温泉往復5,000円きっぷ コーヒーなど限定サブスクも JR西日本

JR西日本は、ICOCA定期券をお持ちの方におトクなきっぷやサービスの限定特典を揃えた「ICOCA定期券『プラス』Springキャンペーン」を展開します。

前回話題となった、定期券利用者へ新たな付加価値を提供するキャンペーンです。今回の目玉は大阪・京都から城崎温泉へ往復できる「プラス城崎きっぷ」(大人5,000円・小児2,000円)の発売です。

定期券ユーザーだけ! 城崎温泉往復5,000円きっぷ コーヒーなど限定サブスクも JR西日本

2位: 名古屋〜伊勢志摩 往復2,000円の枚数限定商品も QRコードデジタルきっぷ発売開始 近鉄

近畿日本鉄道(近鉄)は、新たに開設したスマートフォン専用サイトでQRコードを活用したおトクなきっぷ4商品の発売を開始しました。

主要駅の自動改札機に新たに設置されたQRコードリーダーにかざして乗車できます。スタート記念として、近鉄名古屋駅から伊勢志摩エリアまで格安で往復できるきっぷが枚数限定で発売されます。

名古屋〜伊勢志摩 往復2,000円の枚数限定商品も QRコードデジタルきっぷ発売開始 近鉄

1位: 群馬県5社の鉄道乗り放題「ぐんまワンデーパス」 軽井沢行バスもOK レンタカー割引付

JR東日本は群馬県内の鉄道事業者と協同で、おトクな乗り放題きっぷ「ぐんまワンデーパス」を発売します。

JR東日本、東武鉄道、上信電鉄、上毛電気鉄道およびわたらせ渓谷鐵道の県内エリアが1日乗り降り自由です。ジェイアールバス関東の一部路線も対象で、草津温泉や軽井沢へのお出かけもサポートします。

群馬県5社の鉄道乗り放題「ぐんまワンデーパス」 軽井沢行バスもOK レンタカー割引付

おねだんは大人2,670円・小児1,330円です。指定営業所のレンタカーが2,000円引きとなる「駅レンタカー利用補助券」も付いており、鉄道ではアクセスしにくいスポットも気軽に巡ることができます。

新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いてきており、旅に出たくなるニュースが各地から発信されているところですが、先週の地震が水を差すかたちとなりました。感染症に自然災害と困難が続き、「さあ、これから」というタイミングで東北の大動脈が途絶えるのは残念としか言いようがありません。